2012年04月22日
10. データストアの作成
ここまできたらあと少し。
マウントしたiSCSIドライブをVMのディスク領域として使えるようにします。
あとは普通のESXiの使い方と同じだぜ! Have fun!
マウントしたiSCSIドライブをVMのディスク領域として使えるようにします。
- [構成]タブ - 左サイドメニューの[ストレージ]、の順でクリック
- [データストア]ペインの中の[ストレージの追加]リンクをクリック
- [ストレージの追加]ウィザードが開くので、ストレージタイプから[ディスク/LUN]を選択して[次へ]ボタンをクリック
- ここから先はキャプチャめんどいのでお好きな設定で進めてどうぞ
- ウィザードを終了すると[データストア]ペインに追加したドライブが表示されるはず
あとは普通のESXiの使い方と同じだぜ! Have fun!
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17:33│Comments(4)
2012年04月22日
9. ESXiからiSCSIに接続する
さていよいよESXiの設定です。まずはストレージアダプタを設定しましょう
- vSphere Clientを起動して、[構成]タブ - 左サイドメニューの[ストレージアダプタ] - ストレージアダプタ一覧の中の[iSCSI Software Adapter]の中の[vmhba**]、の順でクリック
- [詳細]ペインの中の[プロパティ]リンクをクリック
- [iSCSIイニシエータプロパティ]のウィンドウが開くので、[動的検出]タブ - [追加]ボタン、の順でクリック
- [iSCSIサーバ]テキストボックスにストレージサーバーのIPアドレスを入力
- [OK]ボタン - [閉じる]ボタン、の順でクリック
- 自動的にデバイスを探すか聞かれるので、探すを選択
- ちゃんとストレージサーバーに接続できて見つかると[詳細]ペインの中にドライブが表示されるはず
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17:17│Comments(0)
2012年04月22日
8. 論理ユニットをビューへ追加する
ターゲットを作っただけでは、どのユニットがどこへ所属しているのわからないので、ユニットを追加してあげます。それをビューというらしいです。
これでディスクの準備はOKだぜ!
- ターゲット名を作成する
# stmfadm add-view hogehogehogehogehogehogehogehog1
# stmfadm add-view hogehogehogehogehogehogehogehog2
これでディスクの準備はOKだぜ!
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16:48│Comments(0)
2012年04月22日
7. ターゲット名を作成する
作成した2つの論理ユニットをぶら下げるターゲットを作成します。
論理ユニットそれぞれにターゲット名を割り当てたほうが構成的にはスマートだけど、そうするとターゲットグループってやつを作らないといけないらしく、ハマらないために1つにしておく。(すでにここにいたるまでにいくつかハマって萎えている)
論理ユニットそれぞれにターゲット名を割り当てたほうが構成的にはスマートだけど、そうするとターゲットグループってやつを作らないといけないらしく、ハマらないために1つにしておく。(すでにここにいたるまでにいくつかハマって萎えている)
- ターゲット名を作成する
# itadm create-target
Target iqn.1986-03.com.sun:02:hogehoge-hoge-hoge-hoge-hogehogehoge successfully created
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16:34│Comments(0)
2012年04月22日
6. 論理ユニットを作成する
さて、ディスクの操作に戻ってきて。
論理ユニットってやつを作ります。論理ユニットってのがどういう意味があるのかわからないけど、とりあえずGUID作るみたいな?
先に作ったボリュームに対して論理ユニットを作る
論理ユニットってやつを作ります。論理ユニットってのがどういう意味があるのかわからないけど、とりあえずGUID作るみたいな?
# sbdadm create-lu /dev/zvol/rdsk/tank/iscsi-esxi00
Created the following LU:
GUID DATA SIZE SOURCE
-------------------------------- ------------------- ----------------
hogehogehogehogehogehogehogehog1 1099511627776 /dev/zvol/rdsk/tank/iscsi-esxi00
# sbdadm create-lu /dev/zvol/rdsk/tank/iscsi-file00
Created the following LU:
GUID DATA SIZE SOURCE
-------------------------------- ------------------- ----------------
hogehogehogehogehogehogehogehog2 1099511627776 /dev/zvol/rdsk/tank/iscsi-file00
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16:18│Comments(0)
2012年04月22日
5. iSCSIターゲットのインストール
デフォルトではiSCSIターゲットになるためのアプリケーションが入っていないらしいのでインストールする。
OKかな?
- パッケージマネージャでターゲット用のアプリケーションをインストール
# pkg install pkg:/network/iscsi/target
Packages to install: 1
Services to change: 1
Create boot environment: No
Create backup boot environment: Yes
DOWNLOAD PKGS FILES XFER (MB) SPEED
Completed 1/1 22/22 0.2/0.2 136k/s
PHASE ITEMS
Installing new actions 81/81
Updating package state database Done
Updating package cache 0/0
Updating image state Done
Creating fast lookup database Done
- インストールできたか確認
# svcs -a | grep iscsi
disabled 15:58:02 svc:/network/iscsi/target:default
online 15:24:20 svc:/network/iscsi/initiator:default
- 起動
# svcadm enable iscsi/target
# svcadm enable stmf
- 確認
# svcs -a | grep stmf
online 16:01:36 svc:/system/stmf:default
# svcs -a | grep iscsi
online 15:24:20 svc:/network/iscsi/initiator:default
online 16:01:36 svc:/network/iscsi/target:default
OKかな?
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16:07│Comments(0)
2012年04月22日
4. iSCSI用のボリュームを作成する
しばらく時間があいてしまったけど、再開しますかね。少しずつになると思うけど。
iSCSIでターゲットとして公開するボリュームを作成しておきましょうか。
とりあえずここまで
iSCSIでターゲットとして公開するボリュームを作成しておきましょうか。
- tankプールの中にボリュームを作成します。ESXi上のVMのディスク用に1TB、ファイルサーバーのデータ領域用に1TBくらい割り当てておきますかね
# zfs create -V 1T tank/iscsi-esxi00
# zfs create -V 1T tank/iscsi-file00
- ボリュームができているか確認したければ下記のコマンドを叩いてみる
# zfs list
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
rpool 5.43G 67.4G 45K /rpool
:
tank 2.06T 1.50T 40.0K /tank
tank/iscsi-esxi00 1.03T 2.53T 21.3K -
tank/iscsi-file00 1.03T 2.53T 21.3K -
とりあえずここまで
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03:47│Comments(0)
2012年01月24日
3. ZFSストレージプールの作成
まずはディスクを束ねてプールを作成します。
- とりあえずディスクの名前を確認したいので、formatを実行。
# format
Searching for disks...done
AVAILABLE DISK SELECTIONS:
0. c2d0 <ST2000DM- *******-0001-1.82TB>
/pci@0,0/pci-ide@11/ide@0/cmdk@0,0
1. c3d0 <ST2000DM- *******-0001-1.82TB>
/pci@0,0/pci-ide@11/ide@1/cmdk@0,0
2. c3d1 <ST2000DM- *******-0001-1.82TB>
/pci@0,0/pci-ide@11/ide@1/cmdk@1,0
3. c4d1 <Unknown-Unknown-0001 cyl 9722 alt 2 hd 255 sec 63>
/pci@0,0/pci-ide@14,1/ide@0/cmdk@1,0
Specify disk (enter its number):
- ディスク選択の入力待ちになるが、パーティションを操作したいわけではないので、Ctrl+Dで終了。ちなみにc4d1はOSを入れたディスクで、今回はそれ以外の3本でRAID-Z1を構成する
: ^D
- zpoolコマンドでプールを作成する。名前は例に習ってtankで。
# zpool create -f tank raidz c2d0 c3d0 c3d1
- ちゃんと構成できたかな?
# zpool status
pool: rpool
state: ONLINE
scan: none requested
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
rpool ONLINE 0 0 0
c4d1s0 ONLINE 0 0 0
errors: No known data errors
pool: tank
state: ONLINE
scan: none requested
config:
NAME STATE READ WRITE CKSUM
tank ONLINE 0 0 0
raidz1-0 ONLINE 0 0 0
c2d0 ONLINE 0 0 0
c3d0 ONLINE 0 0 0
c3d1 ONLINE 0 0 0
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11:35│Comments(0)
2012年01月22日
2.ネットワークの設定
SSHでイロイロ設定をできるように、とりあえずネットワークの設定。
オフィシャルなWikiも参考にしてね
- インストールウィザードで作成したユーザーでログイン
- sudoとかめんどいのでrootになる。
$ su -
- nwamというネットワーク自動設定ツールが入っているらしいですが、サーバー用途の場合固定設定になると思うので、それを無効にする
# svcadm disable svc:/network/physical:nwam
- nwamの変わりに、標準のネットワーク管理デーモン(?)を有効にする
# svcadm enable svc:/network/physical:default
- ホスト名を与えてあげる
# vi /etc/nodename
openindiana
- デフォルトルートを教えてあげる
# vi /etc/defaultrouter
192.168.0.1 - ネームサーバーを教えてあげる
# vi /etc/resolv.conf
nameserver 192.168.0.1
- ネットワークアドレスを教えてあげる
(今回はNICが2枚なのでそれぞれ付与する予定のIPのネットワークアドレスを各行に記述) (ネットマスクが特殊な環境でなければ設定しなくて良いかも)
# vi /etc/inet/netmasks
192.168.0.0 255.255.255.0
192.168.1.0 255.255.255.0
- IPアドレスを付与するときにネットワークインターフェース名が必要なので、それを確認する
# dladm show-phys
LINK MEDIA STATE SPEED DUPLEX DEVICE
rge0 Ethernet down 1000 full rge0
rge1 Ethernet down 1000 full rge1 - インターフェースを有効にしてIPを割り当てる
※ 「rge0」の部分は上で確認したインターフェース名# ipadm create-if rge0
# ipadm create-addr -T static -a 192.168.0.254/24 rge0/maintenance
※ 「maintenance」の部分は一意の名前を適当に割り当てる
※ 当然ながら複数NICがある場合は同様に - デフォルトではhostsファイルのみを参照する設定のようなので、DNSサーバーも見に行ってもらえるよう設定ファイルを変更
# cp -p /etc/nsswitch.dns /etc/nsswitch.conf
- とりあえずリブートしとく?
# reboot
- 再度ログインして、ネットワークが設定したとおりになっているか確認
# ifconfig -a
lo0: flags=2001000849mtu 8232 index 1
inet 127.0.0.1 netmask ff000000
rge0: flags=1000843mtu 1500 index 2
inet 192.168.0.254 netmask ffffff00 broadcast 192.168.0.255
rge1: flags=1000843mtu 1500 index 3
inet 192.168.1.254 netmask ffffff00 broadcast 192.168.1.255
- 外部のホストからSSHとかしてみるといいんじゃねーの?
オフィシャルなWikiも参考にしてね
Posted by CTO at
23:48│Comments(0)
2012年01月22日
1.インストール
- OpenIndianaのサイトからサーバー版のインストーラーをダウンロード。(GUIは不要なのでテキストインストーラーを使用する)
- CD-Rに焼く。
- 普通にインストール。ggrks。ウィザードに従えば特に考えることはない。
Posted by CTO at
22:50│Comments(0)
2012年01月22日
0.はじめに
下記の条件で設定してみます。
参考にしたサイト
- Linux(特にRedhat系)はある程度触ったことがあります。
- Solarisを触るのは初めてです。
- ZFSも初めてです。ただし、概念は(おおよそ)わかっています。
- 構築はVM上ではなく実機(Athlon II X2/MEM 4GB)です。
- Seagateの2TBのHDDを3台使ってRaid-Zを構築します。
- その中にiSCSIのターゲットとなるボリュームを作成してESXiからマウントできるようにします。
- 使用したOpenIndianaのバージョンは
151aHipster 2016.10 です。
参考にしたサイト
- OpenIndiana oi_151aのインストール→sshで接続→ちょっとだけRHELライクにするところまで « Lunatilia
- solarisのzfsでiSCSI検証したときの作業ログ | まったりSE備忘録
- OpenSolaris自作ストレージサーバでシン・プロビジョニングを試す - tokuhy’s fraction
- OpenIndiana (旧OpenSolaris) で iSCSI のボリュームを複数公開する - Procrastination Log
Posted by CTO at
22:43│Comments(0)